雇用を生み出す?

インドで生活するにあたって未だにひっかかること・・

ショッピングセンターに買い物に行くと、各コーナーごとに店員が立っていて、10mおきに”May I help you?”と聞かれる。

ガソリンスタンドにいくと、注文を聞く人、ガソリンをいれる人、窓を拭く人、ただ立ってる人×2がいる。インドでセルフスタンドは考えられない。

レストランでは客よりスタッフのほうが多い。

オフィスでも、雑用、掃除、配達係等、かなりの種類の役職がある。

これこそ、分業化の最前線。1人分の仕事を3人で分担する。研修生の住むTrainee’ flatにもクリーナーがいるけれど、他人に自分の部屋を掃除してもらうのには未だに抵抗を感じる。自分自身で出来ることもたくさんある。けれど、自分がやらないこと、誰かに頼むことで雇用が生み出される。非効率とも言えるけれど、10億人もの人口をかかえるインドにとって必要なこと。増え続ける人口をいかに活用するか、インドの課題のひとつ。